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いのちを包む天地のころも

あめつちのつつみ

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むすんで、ひらいて、

つつんで、まとって。

私に還る、一枚の布。

しぜん

愛は、いつの日も
私たちの
いのちをつつむ

 

この天地いっぱいを包みこむ、目に見えない大きなころも。

あめつちのころもに包まれて、笑って、泣いて、今日を生きて。

 

あめつちのころもは包む。

 

人を、この星を、この星に生きる命たちを。

うみ、やま、かわ、きぎ、くさ、はな、

けものたち、わたしたちの命の歌声を。

 

喜びを、悲しみを、怒りを、憂いを。

言葉を、想いを、命を、祈りを。

 

今、この世界に溢れるコトバを私は筆でしたためる。

あめつちのころもに書いた一片を名付けて

「あめつちのつつみ」と云ふ。

DSCF0064.JPG

This is a title.

溶岩で染められた布と
​墨書の出会い

私たちが普段、包まれているものってなんでしょう。

例えば、肌を包み、外気やチリや埃、日光から体を守ってくれる衣服。

衣服の周りには、空気があって、風の流れる空があって、大地があって、ひろいひろい、空間・・・天地-あめつち-がある。

人は、いつだってあめつちに包まれて生きている。

草木や花々、鳥や虫、ちいさな生き物、大きな生き物、そして、わたしたちもいっしょに。

『あめつちのつつみ』は、わたしたちを包むこの世界からの贈り物。

地球由来の麻や絹の衣を、富士、浅間、阿蘇の大地の土や溶岩で染め上げ、墨照庭芝陽の書が響き合って、生まれました。

あめつちのつつみに触れるたび「わたし」の中の自然がめをさまします。

むすんで、ひらいて、つつんで、まとって。

私-しぜん-に還る、一枚の布。

※「あめつちのつつみ」は「あめつち..」と、墨照庭の書とのコラボレーション商品です

書家として、
人と自然界の橋渡しを。

 

私は、溶岩染めの布に筆を入れる前に、その一枚から広がる世界を感じる時間が大好きです。

そのうえで、更にこの世界に加わりたい存在は何かしら?と聴きます。

大きな自然界の存在に聴いて、それから書きます。

文字やことばや、もっと抽象的な場合もあります。

そうして、生まれるのが「あめつちのつつみ」

 

この、「あめつちのつつみ」という名には、日本的なエッセンスがたくさん込められています。

日本人にとって「山」というものは、「霊山」であり、魂の故郷とされ、畏敬の念をこめて崇め、親しまれてきました。

その日本の象徴とも言える富士山をはじめ、浅間山や阿蘇山、大山の土・溶岩を、細かい粒子にして一枚一枚手染めされた麻や絹は、まさに日本の自然界からの贈りものです。

そうして、贈りものといえば、風呂敷文化にもみられるように、「つつみ」はとても日本的なもので、日本語の「つつむ」には…大切なもの、育むの意味もあるといいます。

そんな日本的なエッセンスに、日本の文化と「こころ」と墨書を掛け合わせて名付けられたのが、「あめつちのつつみ」なのです。

そこには、日本の文化や伝統を、もう一度見直して、天地、大自然からいただいた贈りものと、人が響き合うようにと願いが込められています。

 

「あめつちのつつみ」は、大切なモノや、ヒトの命や、この時空間の果てまでも、すべてを、すっぽりと、つつみこむこの世界の愛の顕れ。

触れて、纏って、つつまれて。

「あめつちのつつみ」のある暮らしは、きっと、心地よく、彩り豊かな世界だと思います。

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